祝婚歌
みなさんいつもありがとうございます!辻曙美です。
この間、自己受容セミナーをしていて
この言葉に、反応される方が続きました。
それは
完璧を目指さなくていい
完璧なんて
不自然なもの
この言葉、実はある「詩」から引用しています
今日は、その詩を、ご紹介します♪
祝婚歌 吉野 弘
ふたりが睦まじくいるためには愚かでいる方がいい
立派すぎない方がいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと 気づいているほうがいい
完璧をめざさない方がいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうち どちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そしてなぜ 胸が熱くなるのか
黙っていても
ふたりにはわかるのであってほしい
素敵な詩でしょ?
これ、朗読教室でも大人気。
ちなみに詩人の吉野弘さんは、この詩の著作権は、
「どうぞ、みなさんお好きに読んだり、引用などしてください。」
とおっしゃっているとのこと。(ありがたいです)
さて、みなさんは、この詩のどの言葉、どの文章に
心が振り向きましたか?
私は
正しいことを言うときは・・・
の、ところです^^
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100日チャレンジグループ36日目(1月6日)
吉野弘 祝婚歌
どの部分に共感しましたか?
よろしければ教えてください♪
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