人間の性質とは?
みなさん!いつもありがとうございます。辻曙美です。
今日は、ライフワークである、朗読に関するつぶやきです。
本日は、滋賀県の琵琶湖のほとりにある、立派なホール
びわ湖ホールで行われた朗読コンサートを観に行ってきました。
私のなかではナンバーワンの朗読家であり、一緒に切磋琢磨して
朗読のすばらしさを伝えている仲間でもある、鹿児島県の浜本麗歌さんが
ゲストで出演され、宮沢賢治の「アラムハラドの見た着物」という物語を
読まれたのです。
上手な方が読まれると、「伝わる」んですよねー。
この話、こういう話だったんだ・・・!!!っていうレベルです。
プロは本当にすごいですよ。
さて、今日は、その物語から受け取った
とても興味深く、また、
私たち人間にとって大切なことをシェアさせていただきます。
それは、
人の性質って?
ということ。
(以下、物語の内容は私の解釈で要約しています)
アラムハラド先生は、子供たちに聞きました
「火は燃える。
燃えて炎や煙は上へ上へと上昇する。上らないではいられない。それは火の性質だ。
水は流れる。
流れて、下へ下へと落ちる。
落ちないではいられない。それは水の性質だ。
鳥は、うたう。
うたわないではいられない、それは鳥の性質だ
では、人は?人はどのような性質があると思う?」
さて、みなさんは、どのように思われますか?
子供たちは答えます
「はい、人は歩きます。歩かないではいられない」
「ふむ、はるほど・・・他には?」
ほかにも子供たちは答えますが
先生は、なかなかうなずかれません。
最後に一番小さな子に先生は聞きました。
「はい、人は、ほんとうの『いいこと』とは、何だかを
考えないではいられないです」
「そうだ、人は、誠を求める。真理を求める。」
ふむふむなるほど、ここまでは、そんな感じで聞いていました。
そして・・・次の先生のセリフが、刺さりました
「人は、ものを言わないではいられない。
言わないのはつらい。
言わなかったら病気になる。
だから、友がほしくなる。
隠さなくてもいい友が欲しくなる。
人は
隠さずに話したいし
隠さずに聞きたいのだ」
なるほど。
人の性質というものは、
おまえたちを守り
おまえたちを教える。
決してそれを忘れてはならない。
今日、初めてしっかり聞いたお話なので、
ちょっと解釈は違うかもしれません。
そして、これは物語の中の一部の抜粋です。
ですが、受け取ったものは大きかったです。
この世の中、悩みを誰にも話せずに
自分一人で抱え込み、苦しくて
最終的には自ら命を絶つという人もいます。
残された人は、もっと話を聞いてあげたらよかった
もっと、声をかけてあげたらよかった
っていう後悔が残ることも多いです。
残された方も苦しいことでしょう。
そんな苦しい思いをする人が少しでも楽になるように
私の周りには、
カウンセラーとして活躍されている方がたくさんいます。
素晴らしいお仕事だな
と改めて思いました。
そして私もそうありたいと思いました。
人の性質というものは、
おまえたちを守り
おまえたちを教える。そしてそれは
人にとって「本当にいいこと」
とはなんなのか考えざるを得ない
ということなのだ。
人の性質とは
話さずにはいられない
聴かずにはいられない
その
話す・聴く
という行為は、私たちを守り、
私たちに何かを教えてくれます。
みなさん、私にも、いろいろ話してくださいねー(*^^*)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
100日チャレンジグループ 38日目(1月8日)
シアワセの栞 コミュニティの皆様へ
私とお話しましょう(苦しくない人も♪)
皆さんに、ご連絡しますね。
ーーーーーーーーーーーーーーー
0コメント