悪いことしたらバチが当たる?
みなさん!いつもありがとうございます。辻曙美です。
最近は、毎日のように朗読ライブ配信をしていて、
そのたびに、思うことがあるので、今日はそのことを書かせていただきます。
今日は「蜘蛛の糸」を読みました。
蜘蛛の糸 芥川龍之介 辻解釈のあらすじ
罪人Kが地獄にいました。
あるひ、kはクモをみつけて、踏み殺そうとしましたが
「クモも命あるものだから、むやみに踏んづけたらかわいそう」なんて思いました。そんなKを極楽からみていたお釈迦さまは
「あら、罪人のくせにそんな優しい心もあるんだ^^」って
思って、クモの糸を上から垂らして、
「そのクモの糸をつたって、極楽まで登っておいでー」
って、kを助けてやろうとするんですね。
kはよろこんで、その糸をつたって、上りだすと、
あらあら、ほかの罪人たちも、
あとからあとからついてくる。
そこで、kはブチ切れて、わめきちらしたら、
あーあ、糸もきれちゃった・・・
って、お話でしたね。
これを、子供がきいたら
悪いことしたら、地獄へ落ちる―・・・って刷り込まれてしまって
ちょっと大丈夫かな?って心配になっちゃいます。
ほかにもこういった、寓話、ありますよね
「パンを踏んだ子」とか、キョーレツでした。(知ってます??)
悪いことしたら、バチがあたるぞーってよく言われましたが
いったい誰が、バチを与えるのでしょう?
いえいえ、誰もバチなんて与えません!
そもそも、誰が、それを悪いことって決めたのでしょう?
自分がいいと思ってやったことには
無意識であったとしても
意味・意図があって、
それで、あとから自分の身に起こったことも、もちろん意味・意図があって
ただ、それだけのこと。
自分がいいと思ってやったことに対しては、「誰も」何にも言えないのです
それは、神様であっても・・・
というより、神様は、自分がいいと思ってやることしか応援してくれませんものね。
悪いことしたら、いつか自分に返ってくる
という因果応報的な考え方も大切ですが、
それで、罰を恐怖に思うのは、
身体にも心にもよくないですよね。
あれにもこれにも意味があるんだ。
このときはこうするしかなかったんだ。
だから今がある!
因果応報とその両方の考え方を尊重して生きていきたいなぁって思いました。
ってことを、今日はしゃべりましたー!
(余談ですが、朗読ライブ配信はじめると、視聴者の方がたくさん参加してくださるようになってきましたーー!!)
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100日チャレンジグループ46日目(1月16日)
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